お久しぶりです。
ごく短いですが、ふと降って湧いたネタで。
杳馬さんと、パルティータさん。前からこの二人のことは書きたかったのだけど。
24巻巻末のおまけ絵のシーン。
オリキャラは出ません。
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一目見て感じた。これはまっとうな女ではないと。むしろかなりヤバい方向のモノ、回避すべきモノだと。
同時に思った。ああこの子がいいなあと。今生のかりそめの生をおもしろおかしく生きるなら、そのいっときをこの子と過ごすのも悪くないなあと。なんといっても可愛いじゃないか。
だが何か大きな「運命」のようなものを感じる。はっ、時の神の俺が運命とは焼きが回ったか。だが俺の子を作って天界を掻き回すのもおもしろいんじゃないかな?
一目見てわかった。これは人間の男ではないと。「神」の陣営に属する魂を持つ者、それもアテナ様に敵対する側の者だと。
同時に理解した。この者に違いないと。天馬星座の魂を宿す者を生み出すために必要なのはこの者なのだと。その魂の嘆きに愛おしさを感じたのも嘘ではないけれど。
この者との間に生まれる子なら大いなる者になる可能性は高い。だが私の望む存在にまで育て上げるには多くの困難があるだろう。ことに目の前のこの男からはなんとしても守り通さなくてはならない。
「あんた、何してんの?」
「わ、わたしはお城の御用で…」
運命の歯車は、回り始める。
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杳馬ことカイロスと、パルティータことオウルは、お互いが「神」であることを知っていたのだろうか?
そして、もし知っていたとしたら、お互いが知っていることに気づいていたんだろうか? パルティータさんは気づいていたっぽい…?
24巻の126~128ページのあれは、アローンが言うにはカイロスの夢とのことですが、ああやっていっときの平穏を二人で過ごせればなあ…と思います。二人とも魂は不死の存在だから、いずれ復活して別れが来るとしても。
カイロスくん、シオン様にちょっかいかけたりしてないでさ…。
2008年頃に、ひょんなことで車田正美の漫画『聖闘士星矢』にはまる。漫画を読了後、アニメもOVA・TV版・映画版と観て、ギガントマキア・ロストキャンバス・エピソードGなどのスピンオフ作品にまで手を伸ばす。
トータルでの最愛キャラは車田星矢の黄金聖闘士、双子座のサガ(ハーデス編ほぼ限定)なのだが、このところ何故かロストキャンバスの山羊座の黄金聖闘士エルシドにはまっている。全然タイプは違うのだが、格好良さに惚れた。
二次創作は読むことはあっても書くことはないと思っていたのだが(いやかつては読むこともしなかったのだが)、とうとう禁?を破ってこんなことに。
このサイトは二次創作に特化させた「エルシド別館」なので、ロストキャンバスの新刊の感想等はこちらの「本館」のブログのカテゴリー「聖闘士星矢」を参照されたい。
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