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Posted by MCBT - 2012.04.27,Fri
※当サイト初見の方はこちらをご覧ください※

LC黄金聖闘士外伝、エルシド編、第9週、最終回!
未読の方、単行本派の方はご注意ください。アニメ関連の話も出るかもしれません。

ネタばれになるので畳みます。
はあー…私の週チャンらいふは終わったかー。

なんだか文句を言ってるみたいなところもありますが、思い入れの深さの故と大目に見てください。
この2か月は毎週とても楽しかったです!
ありがとうございました!!
(2012.4.28、いろいろ修正・追記)

カテゴリー名を変更し、アニメ感想をあとがき解説から分離してこちらに入れました。
 


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ボペトール、牙を剥き出したりして、獣のイメージを出していたイケロスを思わせるところがいろいろあるのだが、イケロス、もとい既出(時系列的にはまだだけど)の夢神との関係は結局描かれず。
「夢神」だし「我が故郷 夢界」「我と我が一族」と言うので、無関係ではないはずなのですが。
フェルサーの中に入っていたし、あまり「生身」の体がなさそうなので、イケロスの力の一部とか?
群小の「夢神」はたくさんいるのかもしれませんが。

峰さん、記憶はないみたいだったのが、彼女の「今の夢」を聞いてエルシドは立ち上がるんですね。
間違った夢を解放してくれ、という願いとともに。
峰とエルシドの間には、それぞれ自分の夢を追い求めていた者同士の絆みたいなものがあったのでしょうね。
最後は着物もちゃんと着てるし髪の結び方も真っ当だし、笑顔が昔のように幼くかわいかった。
彼女の斬桜鬼、できればフェルサーに使って欲しかったけど。斬桜鬼が二つあるとわかりにくかったので。

まさかのフェルサー生き残り。
聖闘士修行した人って丈夫だねー(そういうレベルじゃない気がするけど)。
フェルサーは峰の夢を叶えてやろうというつもりだったけど、それはやはりフェルサーの一人合点もあったということですね。
そして峰の夢を叶えるためにエルシドの夢をつぶすのは良かったんだろうか。以前は二人とも応援してたのに。エルシドは生きていて黄金聖闘士にまでなっているからもう自分が守ってやらなくてもいいとか? 俺に対するなら越えてみろ的な師匠目線?
いずれにしても、ちょっとエルシドに冷たくなってないか、フェルサー? 最後も何だかさ。
それでつい、実はフェルサーは峰に特別の思いを抱いていたのか?とか思ってしまうわけですよ。「峰は死んだのに何故お前は生きている!」的な逆恨みとか、峰さんのほのかな思いがエルシドに向いていたことによる嫉妬とか。

エルシドは峰の刀はともかく、ラカーユ父ちゃんの剣も持って帰るんだね。
使わないのに。もしかしてラカーユが聖闘士になれなかったときに持たしてやろうとか思って?
「あまぎれ」の話を思い出すため、自制のためだとは思うけど。

ラカーユ、あれ見てて、よく聖闘士目指す気になるな。普通「無理!」だろ。
エルシドが腑に落ちないのもわかるなー。
ツバキはもう聖域にいるみたい。まだ候補生かな。
このあと、つい「エルシドさん」とか言っちゃうラカーユに「エルシド『様』だ!」とか言って聖域の礼儀を教えるんだね、きっと。
ラスト、シジフォスがいるのはお約束? 表情が見えないのが残念。

今回の舞台がどのへんか、またエルシドの修行地がどこなのか、そしてこの話が本編のどのくらい前なのかははっきりしませんでした。
「夢」の絡む話として、あえてはっきりさせなかったのかも、という気もします。
場所はイスラム圏じゃないか、という意見もあるようですが、人々の服装や建物とかの知識が全然ないので私にはよくわかりません。中国や日本じゃないらしいことはわかるけど。でも確かにターバンぽいものを巻いている人はいますね。集まった闘士の格好はいろいろで、時代も地域も特定できない感じです。まあ聖闘士コートも時代考証が?だけど。
カタラニアとエルシドの修行地はもちろん全然関係ないでしょうが、エルシドの修行地はやはりスペインのどこかでしょうかね。「ピレネー山脈」かどうかはわかりませんが。帽子をかぶっている一般人がチラッと見えるだけですが、スペインならイスラム文化も残っているか?
とか思っていましたが、イベリア半島をヨーロッパ人がイスラム教徒から奪還したレ・コンキスタって、ロスキャン時代の300年前の1492年に終わってるんですよね。200数十年前のもうひとつ前の聖戦の時代ならまだしも、こちらはもうイスラム圏とは言えないかな。
ロスキャン時代のイスラム圏って言ったら、そもそも聖域のあるギリシャがオスマン・トルコの真っ只中にあるんだけど、ロドリオ村とかあんまりそういう感じじゃなかったね。
この外伝の「五年前」のエルシドの若さ、むしろ幼さを見ていると、他の外伝の「本編の五年位前」よりさらに前な感じがするのですが、さて。

冷静に考えると、エルシド編はちょっと流れが悪かったかなー。
峰、フェルサー、ボペトール、とラスボスか?というのが次々出てくるのも少し焦点がぼけたかも。
ストーリーは大筋では予想通りに進んであまり意外性はなかっただけに、これだけ「関係者」が出るなら、途中の鬼旋風とか電極野郎とか無駄なイケメン兄さんとかは抜きで、回想シーンやメインバトルにもっと比重をかけても良かったかも。
(いや意外性がないのはむしろ褒め言葉のつもりなのだが。エルシドに女が絡むだけで十分意外性があるかもしれないけどね!)
本編では全くと言っていいくらい出なかったエルシドの過去が見られて楽しかったですが、もっとあっても私は怒らんぞ。
エルシドが割と普通の少年だったのが新鮮でした。結構かわいかったし。

エルシドと峰さんは、違う道を進んでいるんだけど、お互いに相手を認めあっていて、とてもいい感じでした。
単なる性別を越えた「友情」でも良いですが、「恋愛」までの自覚はなくても、少なくともお互い好意は持っていたよね。二人ともそれぞれ恋愛感情的なものを持っていても、相手にはそれを見せないようにしていたとか、妄想がいろいろ膨らみます。メインキャラにはめったに「恋愛」が描かれない星矢界ですが、あのまま育っていたら相思相愛のカップルになってもおかしくない気はします。
求めるものが違っているが故の対等感もあるし(その点、同じ聖闘士であるが故に決して「対等」にはなれないうちのカップルはどうなのよ…というのはまた別の話)。
いやデジェルさんとセラフィナ様に並ぶような関係がまさかエルシドで見られるとはびっくりでしたよ。
「夢」というのはデジェルさんのキーワードでもあったし、実はデジェルとエルシドは案外重なるところがある?

なんだかんだいろいろ言いましたが、まるごと1巻分のエルシド祭り、堪能しました。
格好いいエルシドがたくさん見られて嬉しかったです。
手代木先生、ありがとうございました!
単行本が楽しみです。表紙は描き下ろしだよね!!


「重大発表」はロスキャン外伝連載が、新創刊の月刊「別冊少年チャンピオン」に移ることでした。
それも6月からなので1カ月半ほどお休み。
手代木先生には息長くやってほしいので、ここらで少しゆっくりペースになるのもいいのかも。
ちょっと寂しいですけどね! 「ハンザスカイ」とも「ドカベン」とも「りびんぐでっど!」ともお別れ!
ああ、これで毎週ごとの楽しみが「Ω」だけになったなあ。
外伝ゆっくりやっているうちに「Ω」が好評のうちに終わって、柿原さん復帰でアニメ第3章制作決定になるといいけどなー。
そのためには「別冊少年チャンピオン」も買うべきなんだろうなー。
次回、童虎なんだけど(笑)。
シオンと童虎は最後に連続か、真ん中あたりと最後だろうと思っていたので予想通りといえば予想通りだけど、そろそろ華やかな人も見たいなあ(アスミタとかデフテロスとか)。


週刊感想、これにて終了です。
単行本になったときはまたこちらにも書くかも。本編9~10巻についても改めて書こうかなあ。
サイトの内容への対応についてはまた別に。エルシドはともかく、ラカーユの設定が我が家的にやばいわ。
 

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MCBT
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非公開
自己紹介:
8月20日獅子座生まれ。
2008年頃に、ひょんなことで車田正美の漫画『聖闘士星矢』にはまる。漫画を読了後、アニメもOVA・TV版・映画版と観て、ギガントマキア・ロストキャンバス・エピソードGなどのスピンオフ作品にまで手を伸ばす。
トータルでの最愛キャラは車田星矢の黄金聖闘士、双子座のサガ(ハーデス編ほぼ限定)なのだが、このところ何故かロストキャンバスの山羊座の黄金聖闘士エルシドにはまっている。全然タイプは違うのだが、格好良さに惚れた。
二次創作は読むことはあっても書くことはないと思っていたのだが(いやかつては読むこともしなかったのだが)、とうとう禁?を破ってこんなことに。
このサイトは二次創作に特化させた「エルシド別館」なので、ロストキャンバスの新刊の感想等はこちらの「本館」のブログのカテゴリー「聖闘士星矢」を参照されたい。

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mcbt★br4.fiberbit.net
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