「10月3日」

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ラカーユくん、誕生日おめでとうでした！
外伝16巻巻末の誕生日ネタで何か書こうと思っていたのですが、ものすごく遅れました。
ラカーユの年齢などは勝手設定です。
お父さんも名前とデータ欲しかったですねえ…。

オリキャラは出ません。


「絆と責」への拍手（×２）ありがとうございました！
あ、外伝15-16巻ネタ、もう少しお待ちください（汗）。

（追記）
東京ＭＸテレビのＬＣアニメ放映ですが、実はまだやっています。
10月からＭＸ２に移ってしまいましたが、野球シーズンも終わったので毎週になるかと思いきや、ゴルフの放映とか入っています…。観たい人がちゃんと観てくれてることを祈ります。
前回は部下がやられ、次回はエルシド様の最終回です。
    

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「お前、今日誕生日じゃなかったか？　いくつになった？」
　父親の言葉に、ラカーユは首を傾げて答えた。
「ああそうだった…13だよ」
「はあ…、お前ももうそんな年か。いいかげん将来のことを決めなきゃならねえなあ」
「俺は親父の後を継いで刀鍛冶になるぜ！」
　ラカーユの明るく元気な宣言に、父親はひそかにため息をつき、ちらりと作業場の隅に積んであるラカーユの打った『作品』に目をやった。そろそろ言ってやらなきゃならないよなあ。しかし親の職業を継げない息子が一から新しい仕事を探すのは楽ではない。どうしたもんだかなあ。そんな父親の心配をよそに、息子は楽しそうに次の刀を作る準備をしていた。やれやれ、あいつは自分の腕が全然わかっておらんのか？　お前が生きていたら何を言ってくれたかなあ、母さん。父親は天を仰いだ。ここもそろそろ引き上げ時かもしれねえ。新しい場所に行ったら何か展望が開けるか…。
　カタラニアで闘技大会が行われるのは、それから間もなくのことだった。その大会でラカーユの運命が決まるとは、親子ともまだ知らなかった。

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何度も言っている気がしますが、ラカーユのお母さんはどんな人だったんでしょうねえ。「死んだ」と明言されていないけど、多分亡くなっているんですよね？　でもきっと美人でおっちょこちょいの人だったんじゃないかなー。
これも何度も言ってますが、お父さんはきっと元職は傭兵かなんかで…。