「祝いの日」

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ハクレイさんがエルシドさんを拾ってきたというネタを使っています。
修行地の一コマ。超短いです。

お世話になっている方へのお誕生祝いとして。

オリキャラは出ません。
　

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「お前もまた一つ年をとった頃だな。めでたいことだ」
「別にどうということは…」
　ふらりと修行地に現れたハクレイに、エルシドはそっけなく返した。
「少しは嬉しそうにせんか。相変わらずかわいげのない奴よのう」
　ハクレイは気にせずに呵呵と笑い、その髪を撫ぜた。エルシドの微妙な困ったような、それでいて微かに嬉しそうな表情を目にして、フェルサーも峰も目元を緩めた。
「ほれ、若い者たちへの土産を持ってきたぞ。このへんではめったに食えんものだ」
　そのままちょっとした宴会になって、その日のそのあとのそれぞれの修行は自然に休みになった。
　まだ穏やかな、冬のとある日。

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Ｍ様、お誕生日おめでとうございます！
いつもお世話になっております。
少し前にリクエストがあったので、こんなもんしかできませんでしたが、ご笑納ください。