「聖域の平和な一日、あるいは闘技場の受難（０）」

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「聖域某重大ミッション」で黄金さんたちを次々出していたら、思いのほか楽しかった。

そしてふと頭の中に、黄金さんたちが修練着でわちゃわちゃと団子になってじゃれている一枚絵が浮かびました。あー絵が描けたらいいのになー
真面目組（アスプロス、エルシド、デジェル、アルバフィカ、シオン、アスミタ）が画面の横の方に苦笑したりすました顔したりして立ったりすわったりしている真ん中で、スキンシップ組＆巻き込まれ組（シジフォス、ハスガード、童虎、レグルス、カルディア、マニゴルド）が後ろから組み付かれたり正面から抱きついたりして団子になっている図。真面目組も引っ張り込まれるといい。

ということで、黄金オールスター（まだ「第０回」のみですが）。
あまり接点のなかった黄金を組み合わせてみようシリーズ。
シオンと童虎が黄金になっててレグルスがまだなってない頃、原作開始時の２年ちょっと前くらい？
今のところ、我が家のヒロインや部下たちは出ません。

夢小説もどきの当サイトですが、普通の二次創作として黄金さん同士の交流話を書くのも楽しくなってきました。バトルも書きたいけど難しい！　いやらぶらぶも好きなんですけどねー。
黄金交流話、アスミタと童虎がまだなんですが、それもいずれやる予定です。アルバフィカもちょい役ばかりなのできちんとまた書きたいです。

 

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『黄金聖闘士は全員修練着で闘技場に集合！』
　シジフォスからそんな小宇宙通信が飛んだある日。
「何を考えているんだ？」エルシドが聞く。
「このところ少々なまっている気がしてな。皆もそうじゃないかと思う。今日は各自相手を選んで手合わせだ！　なるべく普段やったことのない相手と組むようにな」
　シジフォスは一緒にやってきたデジェルとカルディア、シオンと童虎の方を見て言った。
「余計な世話ではないかと思うが…」アスプロスがつぶやく。
「だけどなんでわざわざ闘技場なんだ？」ハスガードが聞いてくる。
「いや修練場だと他の聖闘士や候補生たちの邪魔になるからな。今日はここなら使ってないし」
「だからといってボロボロにしていいというわけでもないだろうが…」アルバフィカがぼそりと言う。
「あーどっかこわしてシジイに何か言われても俺は知らねェぜ」マニゴルドがぼやく。
「そのときはお前も一緒だ！」きっぱりとシジフォスは言い切る。
「ひっでえー」
「ねー俺も入れて入れてー俺も黄金の候補生なんだからいいだろ？」
　レグルスが闘技場に乱入してきた。
「いいぞ。だけど手加減はなしだからな！」
　シジフォスがレグルスをつかまえてその頭をもみくちゃにしながら答える。
　アスミタは少し離れたところで我関せずという表情ですまして座禅を組んですわっていた。
「よし、じゃあ組合せを決めよう！」
　あんたたちが手合わせしたら聖衣抜きでも無事ではすまないよね…もし闘技場に口があったら、きっとそんなことを言っただろう。
　聖域の、まだ平和な、とある一日。

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続く…？

黄金オールスター手合わせ予定。
　１．レグルスvsアスミタ、２．マニゴルドvsデジェル、３．アスプロスvsエルシド、
　４．シオンvsハスガード、５．アルバフィカvs童虎、６．シジフォスvsカルディア

もしも、この組合せが見たい…という方がいらっしゃったら変えてもいいです。リクエストください！
２．はろん様のリクエストです。
リクエストなんか来るのか？という以前に、黄金手合わせなんか自分に書けるのかと小一時間…
ギャグに逃げそうな予感。