「筆頭部下の独白」

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エルシドに説教？するシジフォスをにらんでいた（みたいな）ところから発想したうざい語り。
ツバキ話その２。

オリキャラは出ません。

（部下名前変更―2011.4.24）

 

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　俺はシジフォス様が苦手だ。
　いや、もちろんシジフォス様は立派な聖闘士だ。聖域の頂点近くに立つ黄金聖闘士、それも年長者なのだから当然だ。双子座のアスプロス様がいなくなられて以来、聖域の次代のまとめ役はあの人以外にはいない。ハスガード改めアルデバラン様ももちろん素晴らしい聖闘士だが、シジフォス様は聖闘士としての強さだけでなく、人々の心を自然と引きつける明るさを持っている。人当たりが良く、誰にでも話しかけられる気さくな人柄だ。アテナ様の信頼も厚いと聞く。射手座の黄金聖闘士は常々女神の最も忠実な盾となるという。
　エルシド様はそんなシジフォス様を、先輩として尊敬している。現在では同格の黄金聖闘士なのだが、先に聖闘士になった見習うべき者として、聖域のリーダーとして、常にシジフォス様を立てておられる。エルシド様はご自分はトップに立つような人物ではないと思っておられるらしい。無愛想で地味などと思っている輩もいるようだ。その極められた技、鋼のごとき心根は誰より勝るものだというのに。
　シジフォス様は立派な聖闘士だ。そしてエルシド様はシジフォス様を尊敬している。エルシド様はシジフォス様の言うことには進んで耳を傾けられる。シジフォス様がエルシド様に物申すことがあるのも、先輩としての自然な気遣いなのだろう。
　だが俺は、シジフォス様がそんなことをしてくださらなくてもいいのにと思ってしまうのだ。エルシド様は最高の聖闘士であろうと、常に自ら心がけておられるのだから。

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（2011.4.24追記あり）

ろん様に聞いてみたら
「更に言うならばそうして磨かれたエルシド様の剣技は見るも鮮やか、黄金の輝きが大地を両断する様は圧巻の一言で（以下数十秒続く）」だそうです。

身内についてだーっと褒め語りするのはシベリア・ファミリーやバレンタインと似てるよね…と思っていたら両方とも水瓶座だった。ツバキもきっと水瓶座だね！
ツバキはふだんは冷静な男なんだけど、エルシド様のことになると熱くなる水瓶座気質なんだよ。
ツバキは帆座なので、ほら、星座も水に縁がある（こじつけ）。他の部下もアルゴ座→船→水縁だし。
バレンタイン、というかロスキャンならシルフィード的感じか。

ツバキがこのモードに入り込んだときはラカーユくんが引き出してくれるんだよね。
逆にラカーユくんが悶々としているときはツバキくんが気をそらしてくれるんだよ、きっと。
そんな我が家設定の部下たち。

ツバキくん、本当はこんな人ではないかもしれません。エルシド様のことを頼みにシジフォスのところに行ってたし（アニメのオリジナルエピソードより）。
これはむしろ私の心の声…